よく質問いただく「枝毛」と「切れ毛」ってどう違うの？
っと、聞かれることがあります。
最初に、枝毛も切れ毛も一度なってしまうと修復はできません。
毛髪と爪は同じように自分で修復する機能がありませんので元には戻りません。
髪が縦に裂けてしまうのは「枝毛」
途中でプツっと切れてしまうのが「切れ毛」
一本の髪の毛は、大きく分けると3つの層で成り立っています。髪の中心にあるのが、毛髪の芯となる「メデュラ」メデュラを「コルテックス」という部分が覆い、さらにコルテックスを「キューティクル」が包み込んでいます。
コルテックスは毛髪の85～90％を占めており、タンパク質や水分を多く含む重要な部分です。髪の毛の色や太さなどはこのコルテックスにより決まります。そのコルテックスを覆うキューティクルは、とても硬く丈夫な部分でキューティクルが剝がれるとコルテックスに含まれるタンパク質や水分が流れ出てしまい髪が傷んでしまいます。（タンパク質は細長い繊維状になっているので縦にさけやすい性質を持っています。）
なってしまう原因はほぼ同じなんですが・・・・
枝毛は髪の毛が縦方向に裂けて、枝毛になっている部分から5ｃｍ上までそのダメージが進行しています。髪の毛をうろこのように覆っているキューティクルが、カラーリング・紫外線・まさつのダメージを受けて剥がれると、髪の毛内部の水分が流出しやすくなります。この水分不足によって枝毛が起こります。切れ毛は、横方向にダメージが広がり髪が切れてキューティクルが傷んで髪を守れない状態のことです。
一度なってしまうと、切っていくしか方法はないです・・・。
先ほどの説明にもありましたが、キューティクルが剥がれていると、どれだけ良い成分のトリートメントを髪に入れてもすぐに流れ出てしまいもったいないことに・・一度髪をリセットさせてダメージ部分を少しでも減らしてからトリートメント補修することをオススメします！
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